網膜細動脈瘤
網膜細動脈瘤とは
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網膜細動脈瘤は、網膜の動脈に小さな瘤(こぶ)ができる病気です。高血圧・動脈硬化性変化が著しい高齢者の発症が多いといわれています。
血管の弱い部分が高い圧力に耐えられずコブの様に膨らみます。動脈瘤の血管壁はもろく、膨らんだ部分から網膜下、網膜前に出血といった眼底出血を生じることがあります。
自然に治癒することが多いといわれますが、状態によっては内服治療やレーザー治療を行うことがあります。
解像の感度が一番高い網膜の黄斑部に影響が及ぶと、視力が著しく低下する恐れがあります。
網膜細動脈瘤の原因
網膜細動脈瘤は、生活習慣病等からくる高血圧や糖尿病、高脂血症などの合併症である場合が多い病気で、動脈硬化が主な原因と考えられています。
網膜細動脈瘤の症状
動脈硬化によって網膜の動脈壁の変化が進むと、一部に弱い部分ができてきます。そこに高血圧が加わると、弱い部分が小さな袋のように膨らんでいきます。これが動脈瘤です。
弱くなった血管の壁は、バリア機能も悪くなるため、血液の成分が漏れて網膜にむくみができます。破れて出血を起こすこともあります。このような病変が網膜の中心に及ぶと、視力が低下します。
←飛蚊症になるとこんな風に見えます。(1例)
網膜細動脈瘤は、時には硝子体に出血を起こして、急に飛蚊症の症状が出たり、黒い影が見えることもあります。
網膜細動脈瘤の検査
網膜細動脈瘤は蛍光眼底検査をすると、実際にコブがはっきり写るのでわかります。
蛍光眼底撮影 (FAG; fluorescein fundus angiography) という検査は、少しまぶしいですが痛くない検査です。大体40分程度要します。
まず、点眼で散瞳を約20分して、座って腕に腕から造影剤を注射し、5分程度写真撮影をします。蛍光剤である色素を注射しますので、その日は尿が濃い色になり、皮膚の色も多少かわります。
車の運転をする方は、その日はやめてください。撮影結果は大体1週間後に判明します。
網膜細動脈瘤の治療法
網膜細動脈瘤の治療では、視野に影響がでる可能性がある場合、レーザー治療を行います。出血が広範囲に広がり、黄斑部分にかかってしまった場合、視力回復は困難です。
自然になかの血液が固まって袋状になった部分を埋め、最終的にはコブがなくなってしまうことも多いものです。出血やむくみも、自然に吸収されていきます。視力もあまり、低下しません。このような場合には、血管強化剤などの薬を内服する程度の治療で十分治ります。
しかし、なかには出血を繰り返したり、出血やむくみが網膜の中心部分に及んで、視力が回復しない場合があります。このような場合は、レーザーを当てて動脈瘤をつぶす治療をします。
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